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Today's Flower Language


今月のお花 - ツバキ


椿(ツバキ)は11-12月、2-4月に咲く花である。たくさんの萼苞片に包まれたつぼみが開くと直径5~7cmの深紅の花が開く。花弁は5枚であり、基部が合着しているので、花弁は散らず、そのままの形で落ちる。おしべは多数で基部は合着しており、中心部に柱頭がが3~4つに分かれためしべがある。花の中心部からは大量の蜜が分泌される。ヤブツバキの花が咲く季節は花を訪れる昆虫が少なく、花粉の媒介は主にメジロなどの小鳥が行っている。この季節、森を訪れると顔がヤブツバキの花粉で真っ黄色になっている小鳥を見ることができる。

 低温の冬に花を咲かせる植物は少ないが、花を咲かせるとその貴重さゆえにたくさんの昆虫などが来訪する。ヤツデなどはその好例であるが、陽だまりが期待できない深い森林の中で花を咲かせるヤブツバキにとっては、低温で活動が鈍る昆虫相手では十分な効果が期待できないかもしれない。恒温動物である鳥をターゲットにすると、低温時でも十分な花粉媒介が期待できる。加えて飛翔距離が長いので、遠隔地の個体からも花粉をえることができよう。大きな花をさかせるためには相当なエネルギーを消費するはずであるが、それに見合った効果があるのであろう。


椿(ツバキ)全般の花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」。

椿の開花時期は11月~12月、2月~4月。椿は2月3日、12月10日の誕生花です。

赤い椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」。

白い椿の花言葉は「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」。

ピンクの椿の花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」。

椿(ツバキ)全般の英語の花言葉は「admiration(敬愛、感嘆)」「perfection(完全、完璧)」。


以上、花言葉の情報もございます。



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